学名のHemerocallis fulva は、ワスレグサのことを指し、ドイツ語ではTaglilieと言われています。和名ノカンゾウで調べると学名は、Hemerocallis fulva var. longituba となります。言語によって学名や明記が違ったりするので、同じ花のことを指しているのか迷う時が多々あります。
また日本では、ノカンゾウやヤブカンゾウは、ワスレグサ(和須礼久佐)として古くは和歌に登場するそうなので、昔から馴染みのある花となります。
この花の特徴は、何と言っても一日花なので、開花した花は翌日にはしぼんでしまいますが、同時、または翌々日には新しい花が咲きます。生け花でこの花を使いますと、花姿の変化が大きいので、毎日いけ替えは必要となってきますが、それも楽しいものです。
目次
花ポートレート
基本情報
和名:ノカンゾウ(野萱草)
別名:ワスレグサ(ワスレグサ)、キンシンサイ(金針菜)
科 属名:ユリ科 ワスレグサ属
学名:Hemerocallis fulva var. longituba
ドイツ名:Gelbrote Taglilie, Braunrote Taglilie oder Bahnwärter-Taglilie
英名:orange day-lily, tawny daylily, tiger daylily, fulvous daylily or ditch lily (also railroad daylily, roadside daylily, outhouse lily, and wash-house lily
原産地
中国
花言葉
「悲しみを忘れる」「憂いを忘れる」「愛の忘却」「宣告」
ノカンゾウ(野萱草)を使ったいけばな
花:ノカンゾウ、ボウコウマメ
器:手つき籠