秋になると実のなる木々が増えてきますが、その中でもこの木は見つけると飛び上がるほど嬉しくなる木です。
散歩で見かけるこの木は大して背も高くなく、実もまばらについていることの方が多いのですが、さすがは大学の植物園、こんなに大きくてたわわに実がついた状態は初めてでした。
だからというわけではありませんが、この木が散歩途中で見ていた木と同じだとは思えなくて、記事にするのが一年後になってしまったという事情もあります。
植物園にあったこの木は、見上げなければその可愛らしい実に気づくこともなく、でも一度見上げて気づいてしまったら、必ず撮ってしまうモデルさんだと思います。
当時は105の単焦点しか持ち歩いていなかったので、もっと望遠で撮りたいと何度思ったかしれません。日が傾くのが早くなってくる10月後半は、萌な実がさらにキラキラと輝いている頃でしょう。
花材としても是非使いたい実で、今まで2度ほど使ったことがあります。写真のようにたわわについておりますと、その実を活かすいけ方はもちろん、水盤よりもお瓶でいけたくなる花材ですね。
花写真 ポートレート
西洋マユミの実






2019年10月上旬撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
西洋マユミの花







2021年5月中旬撮影
使用カメラ Nikon D300
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名:セイヨウマユミ(西洋檀)
別名:
科 属名:ニシキギ科 ニシキギ属
学名: Euonymus europaeus
ドイツ名:Gewöhnliche Spindelstrauch, auch Europäisches oder Gewöhnliches Pfaffenhütchen, Pfaffenkäppchen, Pfaffenkapperl, Spillbaum oder Spindelbaum
英名:Spindle, European spindle, or Common spindle
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
背丈は300cmから600cm
開花期は5月
種類
落葉低木
原産地
ヨーロッパ、西シベリア