ドイツも個人宅のお庭を開放する時があって、もう5月の終わり頃のことですが、牡丹・芍薬を育てているお庭にお邪魔してきました。
驚いたことに、このお庭はご近所さんで、正直今まで知らなかったのですが、お稽古の生徒さんが新聞に載っていたのを教えてくれたのです。
しかも家主さんは、日本へ旅行をした際、日本の庭園で見た牡丹や芍薬の美しさに見せられて育てる決意をしたとか。
ご縁ってふとしたことから繋がるものですね。
さて、オープンデー自体は5月初め頃から行っておりまして、気づいたのが5月中旬ごろでしたので、ギリギリ伺えるチャンスがありました。それでもこの時期は何かと予定が入ってしまい、訪問した日も危うく行けなくなるところだったのです。
5月の終わりというと、牡丹はもう見られないかなと思った時期ですが、種類によってはまだ咲いている牡丹もあって、また色も豊富にあり、個人宅とは思えない管理ぶりに感動いたしました。
そのお庭の写真を一部ですが、載せたいと思います。
目次
牡丹・芍薬の写真
牡丹は日本、中国、アメリカの苗を植えているそうです。また普段知っている牡丹の高さよりも大きく育てられていて(2m近い高さの牡丹)、こんなにも大きくなるのだと驚きました。
牡丹そして芍薬を育てる趣味が苗を売るようにまでになったそうです。この後、お庭にはない牡丹や芍薬を育てている畑へ行きました。その写真は次回に続きます。
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ
シャクヤク(芍薬)Paeonia lactiflora
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