ドイツの西南部は夏の陽射しも強くて、正直、長時間の外歩きには不向きです。それでも木陰は涼しいので、その木陰を探しながら歩くのはとても気持ち良いですね。
さて、夏は花が少ない時期でもありますが、もちろん花木は咲いています。その中でもこのセイヨウカンボクは、四季を通じて楽しめます。
春は新緑、夏は白い花、秋は紅葉、そして晩秋には赤い実です。
生け花の花材としても色々な表情を取り込めるので、今後は色々と使っていける枝物と思っています。
目次
花写真 ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ
基本情報
和名、ドイツ語名、英語名
和名:セイヨウカンボク(西洋肝木)
別名:ヨウシュカンボク(洋種肝木)
科 属名:レンプクソウ科 ガミズミ属
学名:Viburnum opulus
ドイツ名:Gewoehnliche Schneeball, Caprifoliaceae, Geissblattgewaechse
英名:Guelder-rose or guelder rose
ドイツにおける背丈
200cmから400cm
ドイツにおける開花期
5月から6月
種類
落葉広葉樹
原産地
ヨーロッパ、北アジア
西洋カンボクを使って いけばな
紅葉した色が美しいので、いけばなも紅葉した状態で使うことが多い花木。
もちろん初夏にも使いますが、花つきが大きいので小さい花があった時でないと使わない花です。
花:セイヨウカンボク、小菊
器:投入花器
2019年10月
花:セイヨウカンボク、ヤブボロギク、ノコギリソウ
器:丸水盤
2015年10月