ヤナギ Salix 種類が多いのですが一般的にはネコヤナギ(猫柳)?

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子供のころは単純にネコヤナギと覚えていて、大人になってから悩むと言いますか、種類の多さに圧倒されてしまいます。

確かにヤナギ、とひとことで言っても枝垂柳もありますし、ヤナギ科には54属もあるので、素人が判別できないのも無理はありません。ここでは、とうてい厳密には辿り着けまいと思いますし、いけばな花材としての視点で書きたいと思います。

日本ではいけばな花材として赤芽柳、和名:マルバヤナギ(丸葉柳)やネコヤナギ(猫柳)の花材を使いますが、ここドイツでも日本のいけばなで使う柳と似ている枝をお花屋さんやスーパーで入手することは可能です。早ければ12月ごろから出始め、イースターが近くなればお値段も安くなり、いけばな稽古とし欠かせない花材です。

とりあえず調べて見つけたネコヤナギ系の名前を備忘録として書いておきたいと思います。

  1. 和名:マルバヤナギ(丸葉柳)、別名:アカメヤナギ(赤芽柳)、ケアカメヤナギ、学名:Salix chaenomeloides
  2. 和名:ネコヤナギ(猫柳)、別名:エノコロヤナギ(狗尾柳)、学名:Salix gracilistyla
  3. 和名:バッコヤナギ(跋扈柳、婆っこ柳)、別名:ヤマネコヤナギ(山猫柳)、学名:Salix bakko(syn. Salix caprea)
  4. 和名:フリソデヤナギ(振袖柳)、別名:アカメヤナギ(赤芽柳)、学名:Salix × leucopithecia (「ネコヤナギ(猫柳)」と「バッコヤナギ(跋扈柳、婆っこ柳)」の交配種)

ちなみにドイツ語名は、一般的にこの種の枝をひっくるめてWeidenkätzchen(ばいでん けつひぇん)と呼んでいます。Weideは柳、Kätzchenは子猫という意味です。

英語名は上記にあげたヤナギにそれぞれ名前があるようですが、

    1. マルバヤナギ(丸葉柳)、英語名なし
    2. ネコヤナギ(猫柳)、rose-gold pussy willow
    3. バッコヤナギ(跋扈柳、婆っこ柳)、goat willow, pussy willow or great sallow
    4. フリソデヤナギ(振袖柳)、英語名なし

個人的にはネコヤナギ(猫柳)という呼び名が好きです。あのモフモフとして手触り感は猫を触ってる気になれるからかもしれません。

ただ個人によってはヤナギ系はアレルギーにもなり得るので、ご注意くださいませ。

目次

花名:和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:
別名:
科 属名:ヤナギ科 ヤナギ属
学名:Salix
ドイツ名:Weidenkätzchen
英名:Pussy willow その他(上記を参考に)

背丈、開花時期

 

種類

原産地

 

花言葉

花写真

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。


2020年1月下旬撮影

使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部

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いけばな

  • 生け花は立体ですが、写真で撮ると平面に見えてしまいます。写真用に花を生けてませんので、その点をご了解の上ご覧くださいませ。
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