初夏が近づいてくると草原に咲き出す黄色いお花。
この花の学名はRanunculus acris、この学名で調べると和名はミヤマキンポウゲとなるのですが、ミヤマキンポウゲの学名は、Ranunculus acris var. nipponicusで、葉っぱの付き方が若干違うようなので、近縁種?のかなと思っております。
ちなみにヨーロッパではRanunculus acrisの亜種が4種あるそうです。
Ranunculus acris L. subsp. acris
Ranunculus acris subsp. borealis
Ranunculus acris subsp. friesianus
Ranunculus acris subsp. pumilus
花写真 ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ
基本情報
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:
別名:
科 属名:キンポウゲ科 キンポウゲ属
学名:Ranunculus acris
ドイツ名:Scharfer Hahnenfuss
英名:Meadow buttercup, tall buttercup, common buttercup and giant buttercup.
ドイツ語名について補足
さて、このお花のドイツ語名はScharfer Hahnenfuss(しゃーふぁー はーねんふーす)と呼ばれていて、直訳ですとScharfは鋭い、Hahnenfussは馬の脚型(足型)です。
これまた和名のウマノアシガタ(学名:Ranunculus japonicus、別名:キンポウゲ)というお花があるのですが、やっぱり学名が違うので、Ranunculus acrisの和名は無いと思われます。
原産地
ユーラシア、北アメリカ、中央ヨーロッパ
花言葉
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花) の花言葉
「多才な人」
ウマノアシガタ(別名:キンポウゲ(金鳳花))の花言葉
「無邪気」「子どもらしさ」「栄光」
Scharfer Hahnenfussを使って いけばな
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上の写真の景色のように、キンポウゲの花が草原に揺れるように、少し高く挿しています。
合わせたお花は西洋ミズキです。
初夏の涼しげな雰囲気を家に持ち込める生け花って、やっぱり素敵ですね。
Scharfer Hahnenfussは、とても小さい花なので、マッス(塊)として使いました。
花:セイヨウミズキ、キンポウゲ科の花
2019年5月