葉っぱが三俣に割れており葉っぱ自体の形、三角形から和名はつきましたが、学名やドイツ語名、さらには英語名は葉っぱの形から肝臓を名前につけています。
ドイツ語名は、Leberblümchen(読み:れーばーぶるーむひょん)、「肝の小花」という意味になります。
また和名では、葉っぱの先端が鈍形のものをミスミソウ、丸みのある円頭をスハマソウと呼んでいますが、中間の形もあって区別はしにくいそうです。
1980年代以降、日本、ヨーロッパ、北米で新種の繁殖が増え、現在では1,000を超える登録品種があるそうですから、上記のような区別はさらに難しくなってきそうです。
春先に真っ先に咲く小さな花ですが、意外と隠れた雑学というのがあるのだなと思いました。
さて、写真の方ですが、小花だけあって撮るのに苦労したお花です。また日陰に植えてあるのでISOをあげないと手ブレによりピンボケを量産してしまいました。
しかも花を調べていくと葉っぱも撮っておけばよかったと思います。花ばかりに気を取られていてはだめですね。
花写真
2018年3月上旬撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:ミスミソウ(三角草)
別名:ユキワリソウ(雪割草)、スハマソウ(洲浜草)
科 属名:キンポウゲ科 ミスミソウ属
学名:Hepatica nobilis, Syn.: Anemone hepatica, Hepatica triloba
ドイツ名:Leberblümchen, Gewöhnliches Leberblümchen, auch Dreilappiges Leberblümchen
英名:Anemone hepatica, common hepatica, liverwort, kidneywort or pennywort
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
背丈は10cmから25cm
開花期は3月から4月
種類
宿根草・常緑
原産地
ヨーロッパ、東アジア、北アメリカ
日本語の花言葉
「自信」「はにかみ屋」