初夏が近づいてくると草原に咲き出す黄色いお花。
この花の学名はRanunculus acris、この学名で調べると和名はミヤマキンポウゲとなるのですが、ミヤマキンポウゲの学名は、Ranunculus acris var. nipponicusで、葉っぱの付き方が若干違うようなので、近縁種?のかなと思っております。
ちなみにヨーロッパではRanunculus acrisの亜種が4種あるそうです。
Ranunculus acris L. subsp. acris
Ranunculus acris subsp. borealis
Ranunculus acris subsp. friesianus
Ranunculus acris subsp. pumilus
花写真 ポートレート
![](https://i2.wp.com/ikebanagermany.com/wp-content/uploads/2019/10/Ranunculus-acris-2-800x1200.jpg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/ikebanagermany.com/wp-content/uploads/2019/10/Ranunculus-acris-1-800x533.jpg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/ikebanagermany.com/wp-content/uploads/2019/10/Ranunculus-acris-800x533.jpg?ssl=1)
![](https://ikebanagermany.com/wp-content/uploads/2019/10/Ranunculus-acris.jpg)
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ
基本情報
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:
別名:
科 属名:キンポウゲ科 キンポウゲ属
学名:Ranunculus acris
ドイツ名:Scharfer Hahnenfuss
英名:Meadow buttercup, tall buttercup, common buttercup and giant buttercup.
ドイツ語名について補足
さて、このお花のドイツ語名はScharfer Hahnenfuss(しゃーふぁー はーねんふーす)と呼ばれていて、直訳ですとScharfは鋭い、Hahnenfussは馬の脚型(足型)です。
これまた和名のウマノアシガタ(学名:Ranunculus japonicus、別名:キンポウゲ)というお花があるのですが、やっぱり学名が違うので、Ranunculus acrisの和名は無いと思われます。
原産地
ユーラシア、北アメリカ、中央ヨーロッパ
花言葉
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花) の花言葉
「多才な人」
ウマノアシガタ(別名:キンポウゲ(金鳳花))の花言葉
「無邪気」「子どもらしさ」「栄光」
Scharfer Hahnenfussを使って いけばな
- 生け花は立体ですが、写真で撮ると平面に見えてしまいます。写真用に花を生けてませんので、その点をご了解の上ご覧くださいませ。
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上の写真の景色のように、キンポウゲの花が草原に揺れるように、少し高く挿しています。
合わせたお花は西洋ミズキです。
初夏の涼しげな雰囲気を家に持ち込める生け花って、やっぱり素敵ですね。
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Scharfer Hahnenfussは、とても小さい花なので、マッス(塊)として使いました。
花:セイヨウミズキ、キンポウゲ科の花
2019年5月