ミヤマキンポウゲの基本種 Ranunculus acris 爽やかに揺れながら草原に咲くキンポウゲ科の花

花写名 Photo&Name

初夏が近づいてくると草原に咲き出す黄色いお花。この花の学名はRanunculus acris、この学名で調べると和名はミヤマキンポウゲとなるのですが、ミヤマキンポウゲの学名は、Ranunculus acris var. nipponicusで、葉っぱの付き方が若干違うようなので、近縁種?のかなと思っております。

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変種、亜種、

var. 変種
var.とは、varietas(ラテン語)/ variety(英語)の省略形基本的な種とたいして違いはないけれど、地理的な分布や生理的な形態で(基本的な種と)はっきりと区別できるものを指すそうです。

ミヤマキンポウゲには var. nipponicusが付けられています。
よって、ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)はRanunculus acrisの変種と言えますので、やはり若干違うのは当たり前のようです。

ちなみにヨーロッパではRanunculus acrisの亜種が4種あるそうです。

Ranunculus acris L. subsp. acris
Ranunculus acris subsp. borealis
Ranunculus acris subsp. friesianus
Ranunculus acris subsp. pumilus

subsp. 亜種
subsp.は、subspeciesの省略形基本的には同じの他の個体と同じだが、大きさや毛の有無などで区別できる個体をいい、独自の分布域をもっているのが普通であるのが亜種だそうです。

ドイツ語名

さて、このお花のドイツ語名はScharfer Hahnenfuss(しゃーふぁー はーねんふーす)と呼ばれていて、直訳ですとScharfは鋭い、Hahnenfussは馬の脚型(足型)です。

これまた和名のウマノアシガタ(学名:Ranunculus japonicus、別名:キンポウゲ)というお花があるのですが、やっぱり学名が違うので、Ranunculus acrisの和名は無いと思われます。

花名:和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:
別名:
科 属名:キンポウゲ科 キンポウゲ属
学名:Ranunculus acris
ドイツ名:Scharfer Hahnenfuss
英名:Meadow buttercup, tall buttercup, common buttercup and giant buttercup.

原産地

ユーラシア、北アメリカ、中央ヨーロッパ

花言葉

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花) の花言葉

「多才な人」

 

ウマノアシガタ(別名:キンポウゲ(金鳳花))の花言葉

「無邪気」「子どもらしさ」「栄光」

花写真

☆この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。☆このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。☆写真の著作権は管理人にあります。無断利用を禁止しております。


使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ

いけばな

生け花は立体ですが、写真で撮ると平面に見えてしまいます。写真用に花を生けてませんので、その点をご了解の上ご覧くださいませ。

上の写真の景色のように、キンポウゲの花が草原に揺れるように、少し高く挿しています。

合わせたお花は西洋ミズキです。

初夏の涼しげな雰囲気を家に持ち込める生け花って、やっぱり素敵ですね。