ぶどうの枯れ枝、と言いますか、次なる枝を伸ばすために切られた枝を持ち帰り、いけばなとして再生。この再生というのが個人的にかなり好きです。そしていけばなならではの表現方法ではないかなと思っております。
枯れ枝を使っているので、再生の中に華やかな花をさし添えているので、ちょうど今の時期(イースター)にぴったりかなと…勝手に思ってみたり。その一方では、和を意識して、合わせた花は椿で手作りお瓶(友人作)にいけました。
椿を使って和を意識




花:ぶどうの枯れ枝、椿
瓶:友人作
2016年3月
再生の中に華やかさを
もう一つは、モダンな感じで。合わせる花や色を鮮やかにし白磁のお瓶を選択。
小原流の花意匠という花形は現代の生活様式に合わせて誕生し、また役枝以外は活け手の自由(挿す範囲は決まっているけど)にいけられるので、出来上がりが個性的となるのも特徴としてあります。




花:葡萄の枯れ枝、ユリ、スプレーカーネーション、ピスタチオの葉
瓶:ひびき
2016年3月