イタドリ(虎杖)Fallopia japonica 欧米では侵略的外来種の草本

花名 Name

もう4年前のことになりますが、ご縁あってこの花を使う機会がありました。

それ以来、写真を撮る機会はないのですが、某人気アニメの影響?でたびたびこの花の花言葉をネットで見かけ、と同時にそういえば花を撮った記憶があったと思い出したので、古い写真ですが記事にしようと思います。

欧米では侵略的外来種

学名から察するに日本ゆかりの植物ということがわかりますが、ヨーロッパでは外来種としての位置付けです。しかもワースト100のひとつに数えられています。

理由は、繁殖力がとても強く在来種を脅かすほどの生命力だからです。

ヨーロッパへは1825年頃に観賞用および飼料用植物として持ち込まれ、19世紀にはアメリカにも導入されました。

生息場所としては、森林、堤防、道端、牧草地、公園、高速道路や鉄道路線に沿って成長しているので、案外気づかないだけなのかもしれません。

日本では平安初期からある植物

その反面、日本では平安時代初期の本草書「本草和名(918年)」ですでに登場しており、薬、杖、そして食物として親しまれてきました。

イタドリという和名も「痛みを取る」ということから転用しているようです。

そして漢字の「虎杖」の「虎」は茎の模様がトラ模様から、「杖」は丈夫な茎を杖として使ったということからです。

日本では古くからある植物ですので、イタドリという名前以外にもその地域で使われる名前があるそうです。基本情報に載せていますのでご参考までにどうぞ。

花写真 ポートレート

☆この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
☆このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
☆写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

2017年9月中旬撮影

使用カメラ スマートフォン
撮影地 ドイツ南西部

基本情報

和名:イタドリ(虎杖)
別名:スカンポ(酸模)、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンチ、タンジ、スイバ、サイタナ
科 属名:タデ科 ソバカズラ属
学名:Fallopia japonica (sny. Reynoutria japonica)
ドイツ名:Japanischer Staudenknöterich, Kamtschatka-Knöterich oder Japanknöterich
英名: Asian knotweed or Japanese knotweed

ドイツにおける背丈

最大400cm

ドイツにおける開花期

7月から10月

種類

落葉性の多年生(半)草本植物

原産地

日本、中国、韓国、台湾

花言葉

日本語の花言葉

「回復」「見かけによらない」

いけばな花材としてのイタドリ(虎杖)

とても背丈の高い草物ですが、一本、一本の存在感は薄かった記憶があります。使った時には花も咲いており、また葉っぱが大きく垂れていたため、葉をとって花を活かしました。

白い花だけになったイタドリですが、清楚な感じになったと思います。記事にも書いてありますが、ステンドグラスから差し込む光が白い花を照らす様子は見ていた清々しい気持ちになったくらいです。

さて、分量ですが、空間によってその量は変わってきますが、教会という広い空間では、かなりの本数をまとめて使った記憶があります。いま写真で見ても、もっと挿してもよかったのかなと感じるからです、

虎杖という漢字のようの茎がトラ模様ですので、この茎を活かしていける、というの面白いかなと思います。機会があったらまた使ってみたい花材です。

さて、イタドリを使った記事のリンクを貼っております。この記事に合わせて、いけばな写真も新たに現像し直しました。ご覧いただければ幸いです。

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