「クリスマスローズ」という呼称は、クリスマスのころに開花するヘレボルス・ニゲル (Helleborus niger) のことだそうです。
10月終わり頃から、ドイツの園芸店はもちろん、スーパーの店頭でもクリスマスローズの鉢植えを見かけるようになります。
寄せ植えにして売っているのも見かけるので、買ってすぐに飾れるのが嬉しいですね。
他にも、ヘレボルス・オリエンタリス (Helleborus orientalis、ハルザキクリスマスローズ) も「クリスマスローズ」として出回っているそうなので、花期の長いお花だと勘違いしそうになりますが、学名で見分けるという事をしなければ、そう思うのも当然かもしれません。
でもやっぱりこの形の花を見ると細かいことには拘らずに、クリスマスローズと言ってしまいそうですよね。
クリスマスローズの品種改良は進んでいるようで、黒い花色もあるそうです。ペチュニアの黒と同じような感じでしょうか。ちょっとシックな寄せ植えなどに使ってみたい気がします。
目次
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:カンシャクヤク(寒芍薬)
別名:クリスマスローズ、ヘレボルス、ヘレボラス
科 属名:キンポウゲ科 ヘレボラス属(クリスマスローズ属)
学名:Helleborus, Helleborus niger
ドイツ名:Nieswurz, Christrosen, Schneerosen oder Lenzrosen
英名:Hellebore, Christmas rose
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
背丈は20cmから40cm
開花期は2月から4月
種類
宿根草
原産地
ヨーロッパ、西アジア
日本語の花言葉
「追憶」「私を忘れないで」「私の不安を取り除いてください」「慰め」「スキャンダル」
ドイツ語の花言葉
花写真
2018年3月上旬撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部