ヨーロッパ原産ということだけあって、春先になると彼方此方で目にするようになるお花。ドイツ語では、Flieder(フリーダー)と呼ばれています。お花屋さんでも時々目にしますが、ライラックは水が下がりやすいので、出来れば庭から取ってきて、生けた方が良いお花。
庭にある花後のライラックは、切り戻しが必要です。花の部分がそのまま枯れるので、そこを剪定しておくと来年の春、素敵な花を再び咲かせてくれます。あまり強く剪定してしまうと花が咲かない年のなってしまうので気をつけてください。実は私は生け花初心者の頃、花材で使える〜と喜んで頻繁に切っていたら、次の年の春は花がさっぱり咲きませんでした。なんでもほどほどが重要ですね。
イギリスではライラックは5月祭りの花ということです。どんな風に飾りつけなどされるのでしょう。日本でも北海道は札幌では、ライラック祭りというのがあるそうです。こちらもどんなお祭りなのか、気になるところですね。
花写真 ポートレート
2018年4月、2019年5月撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名:ムラサキハシドイ(紫丁香花)
別名:ライラック、リラ
科 属名:モクセイ科 ハシドイ属
学名:Syringa vulgaris
ドイツ名:Edelflieder, Gemeine Flieder oder Gewöhnliche Flieder
英名:lilac or common lilac
ドイツにおける背丈
400cm から 600cm
ドイツにおける開花期
5月から6月
種類
低木
原産地
ヨーロッパ南東
花言葉
日本語の花言葉
「思い出」「友情」
紫色のライラック「恋の芽生え」「初恋」
白いライラック「青春の喜び」「無邪気」
ドイツ語の花言葉
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ライラックを使ったいけばな
ひらくかたち
花材:ライラック、バラ、アルストロメリア
フリースタイル
花材:ライラック一種
ライラックの紫は色が強いので、合わせる花は同系色でまとめるのが無難な感じです。もちろん白いお花も紫のライラックとよく似合います。