セイヨウトチノキまたはマロニエと呼ばれるこの木の実の外殻は、見た目がトゲトゲなのをご存じですか?
ぱっと見た感じは、触ると痛々しそうですが、見た目だけで触ってもそんなに痛くはありません。ドイツでは子供たちが公園などで、この実を一生懸命に拾っている姿をよく見かけます。
この実を使って飾りを作る、というのがドイツの定番となっているからです。
実の部分は、日本語ですとトチノミ(トチの実)、ドイツ語ですとカスターニア(Kastanie)と言われています。
西洋トチノキの花については、こちらの記事に書いてあります。ぜひご一読くださいませ。

◇花の写真はこの上の記事に掲載してます◇
背の高い木ですので、望遠があると撮影しやすいでしょう。
和名:セイヨウトチノキ(西洋栃木)
別名:ウマグリ(馬栗)、ヨウシュトチノキ(洋種栃木)、ヨーロッパトチノキ
科 属名:トチノキ科 トチノキ属
学名:Aesculus hippocastanum
ドイツ名:Gewöhnliche Rosskastanie, Gemeine Rosskastanie oder Weiße Rosskastanie
英名:Horse-chestnut or conker tree
背丈 | 30m |
花期 | 5月から6月 |
形態 | 落葉高木 |
植える場所 | 日向から日陰 |
植える時期 | |
土壌 | |
用途 | 公園、街路樹 |
毒 | |
花色 | ピンク、白 |
その他 | 落葉性 |
バルカン半島、トルコ
「贅沢」「天才」「天分」
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- この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
- このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
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生徒さん宅へ向かう途中、ちょうど剪定しているところに遭遇しました。「これは使えるチャンスかも!」と思い、声をかけて枝をいくつかいただき、そのままお稽古に向かいました。
西洋トチノキをいただく前は、八重桜とキングプロテアの組み合わせを考えていました。八重桜はすでに生徒さんが用意して切ってくださっていたので、「それなら三種で」と思い立ち、写真の作品が完成しました。
いかがでしょうか?

西洋トチノキ、八重桜、キングプロテア
生徒さんの作品 2020年4月