花材探しといいましても、花の写真を撮りたい方と言う方が散歩の動機になっているように思えます。
もちろんお稽古には花材探しは必須でして(お花屋さんでは枝物の種類も限られるので)、あちらこちら歩き回って探しているのですが、最終的には撮影に夢中になってしまいます。
しかしながら今回は枝を求めて、途中に出会う花の撮影をグッとこらえて見つけた枝です。
セイヨウミズキ(西洋水木、Cornus sanguinea)は蕾の状態でしたが、きっと飾っている間に綺麗に花が咲くこと期待して選びました。
いけた後、しばらくしてから花が咲いた状態も撮影したかったのですが、一緒にいけたカラシナ(芥子菜、Brassica juncea)の方が弱くなってしまって、残念ながら同時に咲いている状態での撮影は断念した次第です。
カラシナについては、こちらの記事も合わせてどうぞ。
さて、今回ご紹介するいけばなは観水型です。初夏の緑が水を渡る様子をお伝えできていれば幸いです。


少し角度を変えて撮影すると、また違った感じに見えます。


セイヨウミズキ、カラシナ
Rote Hartriegel und Braune Senf
2019.05