いけばな花材として使いたい、ということで比較的早い段階で庭に植えた花木。
草という字が名前に冠しているだけあって、成長過程を見ていると枝は横へ横へと放射状に伸びていきます。
2023年3月時点での樹高は、1メートルには達していません。
もし花材として使いたい場合、枝を横に長く伸ばさないと使えないのか?と現時点では思っています。
上に伸びるボケもあるので、花材としてはそちらのタイプが使いやすそうです。
ではなぜ草木瓜にしたのかというと、日本原産だったからという単純な理由。
しかも花の色が優しい赤系だったのも選んだ理由の一つでした。
園芸品種が進んだのかどうかは分かりませんが、数年前に比べ、優しい色合いのボケ(草ボケ以外で)を園芸店で見かけるようになりました。
目次
基本情報
和名:クサボケ(草木瓜)
別名:シドミ、コボケ、ジナシ(地梨)
科 属名:バラ科 ボケ属
学名:Chaenomeles japonica
ドイツ名:Japanische Zierquitte
英名: Japanese quince or Maule’s quince
ドイツにおけるこの花の背丈、開花時期、手入れ方法
背丈 | 100cmから150cm |
花期 | 3月から5月 |
実 | 薄黄色 |
葉 | 半常緑 |
根系 | 深根系(Tiefwurzler) |
植える場所 | 日向から半日陰 |
植える時期 | 通年(霜期を除く) |
耐寒性 | あり(霜期は保護推奨) |
土壌 | 砂質からローム質 |
水 | 定期的な水やり |
用途 | 庭、プランター、下植え |
手入れ | 比較的楽な樹木 |
草木瓜という名前の通り、枝は横に広がる性質を持っている。
地植え2年後には成長が早くなり、剪定は必要。
原産地
日本
花言葉
日本語の花言葉
「一目惚れ」「平凡」「早熟」
ドイツ語の花言葉
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花写真 ポートレート
- この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
- このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
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ボケ(木瓜)Chaenomeles speciosa
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