4月後半ごろから庭を彩るセイヨウオダマキ。うつむきに咲く様子は照れ屋さんにも見えます。
写真を撮る場合には、この下向き加減の咲き方は難しいといいますか、正直撮るのは簡単ではありません。背の高いセイヨウオダマキでも70センチ程度ですので、しゃがんで撮るのは必須ですが、段差のある花壇であれば撮りやすいかもしれません。
中世や近世の医学では、このセイヨウオダマキを使った記録もあるそうで、その影響なのか絵画の中でもしばしば題材に取り上げられるお花だそうです。そこから(ドイツ語の)花言葉が来ているのかなとも思われます。
基本情報
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:セイヨウオダマキ(西洋苧環)
別名:
科 属名:キンポウゲ科 オダマキ属
学名:Aquilegia vulgaris
ドイツ名:Gemeine Akelei, Gewöhnliche Akelei, auch Wald-Akelei
英名:European columbine, common columbine, granny’s nightcap, granny’s bonnet
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
背丈は30cmから70cm
開花期は4月から6月
種類
宿根草
原産地
ヨーロッパ
花言葉
日本語の花言葉
「思い出の恋人」「愚か」「勝利の誓い」
ドイツ語の花言葉
セイヨウオダマキを象徴的に表すと、生命力、克服、救い、勝利、贖い、三位一体、神への賛美となるそうです。花言葉は、「私が愛する人は、大胆で毅然とし、臆病で恥ずかしがり屋ではない」というそうですが(花言葉としては長いですが…)、他の花言葉として、「弱者」というのもあるようです。
結局のところどの花言葉を使うのかは、使う側と受け取る側に委ねられるのでは無いかなと個人的に思っておりますが、ちゃんとメッセージに(花言葉を)書いた方が無難とは思います。
花写真
2016年5月上旬撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部