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ヤブジラミ(藪虱)Torilis japonica くっついたら離れない

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6月になると可憐な白い花を咲かせ、一瞬ノラニンジンやレースフラワーに似た花です。

でもこのお花の厄介なところは、服にくっつくという性質があって、撮影するのにちょっとでも袖が触れたりすると、いたるところにくっついています。

遠目には可憐な花なのですけれどね。

しかも冬の姿というのもいい感じでして、このくっつく種をよく見ると細かいトゲが赤くなっていて密集しているとちょっと目を引く感じです。それがまぁこの植物の狙いなのかもしれませんが、見かけたらご注意くださいませ。

花言葉も「逃さない」ということなので、本当そんなお花です。

目次

花名:和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:ヤブジラミ(藪虱)
別名:
科 属名:セリ科 ヤブジラミ属
学名:Torilis japonica
ドイツ名:Gewöhnlicher Klettenkerbel
英名:Erect hedgeparsley, upright hedge-parsley or Japanese hedge parsley

背丈、開花時期

ドイツにおけるこの花の…
背丈は30から120cm
開花期は6月から8月

種類

一年草

原産地

北アフリカ、アジア、ヨーロッパ

花言葉

「逃さない」

花写真

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2019年7月上旬撮影
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ヤブジラミを使ったいけばな

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ヤブジラミを使ったいけばなです。

当時も花材を野原から採ってきてはいけていましたが、今より植物に対する知識は浅く、このヤブジラミがくっつくと厄介とは知らずに使いました。

服はもちろん、布という布にくっつくので、その後の掃除が大変だったのを覚えています。

それ以来、このヤブジラミを見かけても採ることはなくなりましたので、このいけばなが最初で最後かもしれないです。

遠目から見ると綺麗なんですけれどね。

花材:ヤブジラミ、ヒマワリ
使用花器:あすか

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