シラタマソウ(白玉草)Silene vulgaris 初夏から秋にかけて咲く花

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暑くなり始める頃に咲き出す、小さくて可憐な花。

群れをなして咲き、風に揺れる姿には愛らしさが感じられます。

和名の「シラタマソウ(白玉草)」はその可憐さにぴったりの名前ですが、ドイツ語や英語で名前を付けた人々には、少し違った印象を与えたようです。

ドイツ名は「Taubenkropf-Leimkraut」。
Tauben(鳩)/Kropf(胃袋や甲状腺腫)/Leimkraut(マンテマ)を組み合わせた名前で、直訳するとかなりインパクトのある言葉が並びます。

さらに英名の「Bladder campion」に至っては、bladder(膀胱)という意味が含まれており、少々驚かされますね。

それでも、この花は毎年必ずと言っていいほど写真に収めたくなる魅力があります。

和名:シラタマソウ(白玉草)
別名:フウリンカ(風鈴花)、シレネ・ブルガリス、フクロナデシコ(袋撫子)
科 属名:ナデシコ科 マンテマ属
学名:Silene vulgaris
ドイツ名:Taubenkropf-Leimkraut, Gewöhnliches Leimkraut, Aufgeblasenes Leimkraut, Klatschnelke, Blasen-Leimkraut oder Knirrkohl
英名:Bladder campion or maidenstears

背丈15cmから50cm
5月から9月
種類宿根草
植える場所
植える時期
耐寒性
用途
手入れ

ヨーロッパ

「聡明」「上品」

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  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoro*Mari にあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

やはり、この袋状の花を可愛らしく撮ろうと頑張ってみたものの、ピントを合わせるのが難しいお花です。

初秋の頃、急に冷え込んだ朝には朝露がついて、一層美しい姿を見せてくれます。そこに光が差し込むと幻想的な雰囲気が生まれるのですが、まだそんな理想的な条件に巡り会えたことがありません。いつかぜひ撮影してみたいと思っています。

2015年10月下旬、2020年7月下旬撮影
使用カメラ:Nikon D7100 / D300
撮影地:ドイツ南西部

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