ちょうど1年前に花材を探していて、通りがかりに見つけた枝です。実が先に目に入って、とても印象的だというのを覚えています。
この実を花材として使い、次は花の時期に撮影をと思っていましたが、すっかり時期を外してしまいました。
この実はエンジュの実ですが、いままでドイツで見たことがなかったので、驚きました。それとも気づかなかったのかもしれません。
さて、エンジュと言って、思い出すのはハリエンジュという樹木です。葉っぱが似ているかなと思いますが、どうでしょうかね。
花材としても面白いと思うので、また使ってみたい実でした。作例は最後の方に載せています。
花写真 ポートレート
使用カメラ Nikon D300
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名:エンジュ(槐)
別名:ニガキ
科 属名:マメ科 エンジュ属
学名:Styphnolobium japonicum
ドイツ名:Japanische Schnurbaum, Honigbaum, Schnurbaum, Perlschnurbaum, Japanischer Perlschnurbaum, Japanischer Pagodenbaum oder Sauerschotenbaum
英名: Styphnolobium japonicum or Japanese pagoda tree
ドイツにおける背丈
20cmから70cm
ドイツにおける開花期
6月から8月
種類
落葉高木
原産地
中国
花言葉
日本語の花言葉
「幸福」「上品」「慕情」
エンジュを使ったいけばな
数珠繋ぎな実が面白かったのですが、マッス(塊として使う)で、使うと重たくなるし、豆を見せようとすると花に負けてしまうしで、相手の花との相性というがある花材だと感じました。
また今回はダリアに対して、ちょっと整理しすぎた感があるので、これもリベンジ案件です。エンジュの花を撮るのも忘れないとですね。
ダリアでも別の色や形、もしくは全く別の軽やかな花と合わせると印象が違って面白いと思います。