夏の頃には葉っぱが伸びてきて、晩夏になる頃には花の茎が伸び、咲き、秋を先取りしているお花だと感じます。
茎が長いので、葉っぱと一緒に撮るということは少ないですが、花だけでも十分に雰囲気の出せるので撮っていて楽しいお花です。
お花は正面ばかりを撮ってしまいがちですが、後ろ姿というのも素敵ですので、角度を変えたり、蕾と何かを物語っているような感じで撮ったりと、思わず想像が膨らむ被写体です。
花材としても大変重宝し、茎の長さをいかすように使っています。葉っぱは茎とは独立させて、剣山を隠す役割として使います。
目次
花写真 ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
2019年9月下旬撮影
基本情報
和名:シュウメイギク(秋明菊)
別名:キブネギク または キフネギク(貴船菊)、アキボタン(秋牡丹)
科 属名:キンポウゲ科 イチリンソウ属(アネモネ属)
学名:Anemone hupehensis var. japonica
ドイツ名:Herbst-Anemone
英名:Japanese anemone、Jalanese thimbleweed
原産地
中国
花言葉
日本語での花言葉
「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感なとき」「忍耐」
秋明菊と紅葉のいけばな
秋明菊と相性のいいモミジを合わせますと、すっかり秋の気配となります。
観水型という花型ですが、秋明菊の特徴を出すために真ん中を高めに挿しています。このように植物の特徴をいかす、というのもいけばなの中で表現できます。
花:シュウメイギク、モミジ
器:丸水盤
型:観水型
使用花器
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