花材でよく使われるワレモコウ(吾亦紅、学名 Sanguisorba officinalis)をドイツにもあるのか探していた頃に見つけた花、オランダワレモコウ(阿蘭陀吾亦紅、学名 Sanguisorba minor)です。
もっと花が赤いイメージ(吾亦紅の花が赤いので)があったのですが、周りの風景と同化している緑色に赤いのが少し混じった感じなので、今まで気づかなかったようです。
写真のはぶどう畑に咲いていましたが、園芸店でも入手できるお花。
我が家にも3株植えました。若葉はサラダやスープにも使えるハーブです。花が咲き出すと葉が硬くなってくるのでその前に葉っぱを収穫したようが良さそうです。
しかし植田た年(2020年)は、大きく育つのを待っていたので葉っぱの収穫はしませんでしたが2年目は期待できそうです。
このオランダワレモコウの花は、吾亦紅と比べると小さく、背丈も低いような気がします。ただし、でこれも2年目以降はどのくらい大きくなるのか、またはこの高さなのか引き続き観察をしたいと思います。
また葉っぱは常緑なので、冬の間も青々としています。虫もつかないのでお世話が楽なハーブで初心者向きだと思います。
ちなみに吾亦紅ですが、ネットの園芸店で買えると教えてもらったので、庭に迎えたいお花の候補です。
花ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名:オランダワレモコウ(阿蘭陀吾亦紅)
別名:サラダバーネット
科 属名:バラ科 ワレモコウ属
学名:Sanguisorba minor
ドイツ名:Kleine Wiesenknopf, Pimpinelle oder Pimpernell
英名:Salad burnet, garden burnet, small burnet, or burnet
ドイツにおける背丈
30cmから60cm
ドイツにおける開花期
5月から8月
種類
多年草
原産地
南ヨーロッパ、西ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、北アフリカ、中央アジアの乾燥した牧草地や道端
お手入れ方法
- ときどきオランダワレモコウが植えてある場所の土を切り刻んで緩めておきます。
- 定期的に、特に成長期には水をやり、ときどき施肥します。
- 新しい繊細な葉を継続的に収穫できるよう、花序を定期的に切ることをお勧めします。
- 冬には葉が一部枯れますが、春先には新しい葉が再び芽を出します。
- 葉を食用として利用するには何年にもわたって成長が続くと葉の香りが失われるため、2年毎に再播種する必要があります。
日本語の花言葉
「陽気」「楽しみ」