ドイツ語はRhododendron、棒読みですと「ろーどでんどろん」となって、冒頭のrhodonは「薔薇」、後半のdendronは「花」という意味になります。やはり美しい花には「薔薇」という名詞が付く傾向にあります。
そして野生種や園芸種を合わせると600から1000種類はあるそうなので、本当にこの花は人気がある(それともただ単に増えやすい?)のが伺えると思います。
もともと暑さに弱い品種でしたが、改良によって耐暑性のある園芸種があるので、そうやって品種が増えていったのでしょう。サイトによってはそれ以上の種類があるそうですが、そんなに作っても、と個人的に思ってしまいます。しかし庭に合わせるには、花の色や植物自体の背丈も大事なので、種類が多いほうがいいのでしょうかね。
またドイツではシャクナゲ、ツツジ、サツキもRhododendronと呼ぶ傾向がありますが、ここ最近はツツジをAzaleeとして売っているのを見るので(しかも人気があるのか売り出されるとすぐに売り切れてしまう)、区別されてきたのかな?と思います。地植えはもちろん、大きな鉢で育てられているシャクナゲも多々見かけます。
写真のモデルとしても面白いお花です。ただし固まって咲いている姿を撮ると面白味のない感じになるので、マクロで蕊を撮ったり、背景に玉ボケを入れたりと、なんらかの工夫は必要かな?と思いました。写真はピンク系のみですが、チャンスがあれば他の色も撮ってみたいですね。
花ポートレート
使用カメラ NikonD7100
撮影地 南西ドイツ
基本情報
花名:和名、学名、ドイツ語、英語
和名:シャクナゲ(石楠花、石南花)
別名:
科 属名:ツツジ科 ツツジ属
学名:Rhododendron
ドイツ名:Rhododendron
英名:Rhododendron
原産地
アジア、北アメリカ、ヨーロッパ
花言葉
「尊厳」「威厳」「警戒」「危険」