初夏の公園の日陰に咲いていた花です。
背丈も90センチまで高くなるので、遠目からは鮮やかなピンク色が広がる感じでした。接近して写真を撮ると、どうしても隙間が目立ってしまう。つまりあまり密集していないというのでしょうか。なかなか撮りにくいお花ですが、もちろん接写で撮れば、可憐な姿をおさめることができると思います。
私が持っている本には若干毒があるとの記載で、ドイツ語のWikiにはイタリアの一部でラビオリに葉っぱが使われているようですが、日本のいくつかのサイトを読んだところ(5、6サイトなので少ないですが)、毒という記載がないこと、またサラダやスープ使用とあるので、別の植物なのか?それとも新改良された花なのか?正直なところ真相が分かりません。
やはり植物というのは未知な世界でもあるので、自信がない場合には使わない、口にしない(場合によっては触らない)のが一番かなと思われます。
ここではピンク色のをご紹介していますが、近縁種で白い花もあってWeisse Lichtnelke(Silene latifolia)と言います。背丈はピンクよりも高くなり30-120cm、開花は5-8月となります。
花写真 ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名、ドイツ語名、英語名
和名:ヒロハマンテマ(広葉マンテマ)
別名:レッドキャンピオン
科 属名:ナデシコ科 マンテマ属
学名:Silene dioica、Melandrium rubrum
ドイツ名:Rote Lichtnelke, Rotes Leimkraut, Rote Nachtnelke, Rote Waldnelke, Taglichtnelke oder Herrgottsblut
英名:Red campion or red catchfly
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
背丈は30から90cm
開花期は4月から9月
種類
宿根草(弱毒有)
原産地
ヨーロッパ、アジア
花言葉
日本語の花言葉
「恋の落とし穴にご注意」