この花というよりも葉っぱをよく見かけていたので、どんな花が咲くのだろうと長らく思った花です。葉っぱの付き方は、いわゆる対にで付いているので、ドイツでは子供たちの間で歌いながら葉を抜いていく遊びがあります。好き、嫌いとか、来る、来ないのとかのような感じで葉を抜いていきますが、ドイツ版は王様、貴族…そして貧乏という具合です。ただし、この枝にはぶっとい棘があるので、遊びの際には注意が必要です。
同じマメ科の別属に、槐(エンジュ)という植物がいます。この槐にもよく似ていて、葉っぱの付け根に針のようなトゲが生えることから、ハリエンジュという名前がつきました。
花写真
花名
和名:ニセアカシア、ハリエンジュ(針槐)、イヌアカシア、ハゲシバリ
科 属名:マメ科 ハリエンジュ属
学名:Robinia pseudoacacia
ドイツ名:Robinie, Weiße Robinie, Falsche Akazie, Scheinakazie, Gemeiner Schotendorn oder Silberregen
英名:Locust tree
原産地:北アメリカ
花言葉:慕情、親睦、友情、優雅、頼られる人、死に勝る愛情