花ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
近所を散歩していますと、必ず出会う木が胡桃です。
特に秋になって実が落ちる頃は、道端で実を拾っている人を見かけます。散歩中、ちょっとお腹が空いた、という時にもこの木があると思わず拾ってしまいます。
実際住んでいた家の庭には、この胡桃の木があって、夏は涼しく、秋は実を収穫し、落ち葉の掃除が絶えなかったのを覚えています。
落ち葉といえば、隣近所にも落ちるので、落ち葉掃除での蟠りはあるところにはある、というのが現実です。
確かに多いんですよね。胡桃の落ち葉。履いても、履いても終わらないというのでしょうか。
そして何が原因だったのかは不明ですが、この庭にあった胡桃は老衰からくる倒木防止のために切り倒されてしまいました。
その時に取っておいて枝でいけばなをしたのが下の写真です。この時以来、胡桃の枝を使っていませんが、かなり頑丈で葉も大きいので、枝の姿が面白いのを選ぶのがコツです。
また実が可愛いので、やはり実のついている枝がいいでしょう。
合わせる花は大きめのが良いと思います。実際いけた時にはフジウツギを使いました。この花もちょっと特徴が単調なので使い勝手は優しくありませんが、この胡桃とは相性が良かったように思います。
いけた時の感想は記事のリンクからいけますので、ぜひご一読いただければ幸いです。
基本情報
和名:クルミ(胡桃、山胡桃、呉桃)
別名:
科 属名:クルミ科 クルミ属
学名:Juglans regia
ドイツ名:Echte Walnuss
英名:Persian walnut, English walnut, Carpathian walnut, Madeira walnut or common walnut
ドイツにおける背丈
10mから30m
ドイツにおける開花期
4月から5月
種類
落葉樹
原産地
バルカン半島から南西アジアとイラン
花言葉
日本語
「野心」「知恵」
ドイツ語
「Fruchtbarkeit:豊穣」