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キショウブ(黄菖蒲)Iris pseudacorus

花名 Name

ヨーロッパ原産ということで、どこでも見かけると思いきや、一般の住宅街では意外と見かけない植物です。それでもたまーに玄関先の池に咲いているのを見かけたりはしますが、数は少ないです。

水辺の植物なので、他の花と比べるとお世話(池のお世話が)大変?なのかもしれません。それか水鉢を使ってのビオトープは流行っているので、テラスに咲いているのかもしれません。

写真の黄菖蒲は公園の、やはり水辺に咲いていて、なかなか近づけない場所に咲いています。望遠で撮っても撮れる角度や範囲が限られているので、毎回おなじような絵になりがちです。

この花を使って生け花もできますが、お花屋さんでは売っているのを見たことがないので、自宅で育てるか、はたまた知人の庭先にあればおすそ分けしてもらうか、それくらいしか入手方法はありません。運が良ければ生けられる、そんなお花です。ということで、私自身はまだ使ったことがありません。。。出会いがあるのを待っています。

さて、ドイツ語名ですが、黄菖蒲はSumpf-Schwertlilie(ずんふぅ しゅべあーとりりえ)です。Sumpf(沼、湿原)、Schwert(剣、刀)、Lilie(百合)。蕾の状態が剣のように尖っているところから名前がついたのでしょうか。そして生育場所は水辺ということで名前にもついていました。

Schwertlilie(しゅべあーとりりえ)がついた名前にはジャーマンアイリス(Deutsche Schwertlilie)、それから日本のやイギリスの菖蒲もそれぞれ、Japanische Schwertlilie, Englische Schwertlilieと国名の後に付けられています。

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花写真 ポートレート

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ

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基本情報

和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:キショウブ(黄菖蒲)
別名:イエローアイリス
科 属名:アヤメ科 アヤメ属
学名:Iris pseudacorus
ドイツ名:Sumpf-Schwertlilie
英名:Yellow flag, yellow iris or water flag

原産地

西アジア、ヨーロッパ

花言葉

黄色から連想しているのでしょうかね
「幸せを掴む」

黄色い花には友に関する花言葉が多いような気がします
「友情」

その他の花言葉
「消息」「音信」「信じる者の幸福」「私は燃えている」

ちょっと怖いなと思う花言葉もあります
「復讐」