花ポートレート
使用カメラ Nikon D300
撮影地 ドイツ南西部
写真を撮った時のこの花は、8割くらいがすでに茶色になっていました。
それでも所々に花を咲かせ夏を名残惜しんでいるように見えたのは気のせいでしょうね。
ドイツ南西部の6月、7月は暑くて、猛暑の年ですと40度近くまで行くこともあります。そんな日は流石に外へ散歩は行かないのですが、それでもこの花は咲いているのではないかと勝手に想像します。
薬草として有名なこの花。古代ギリシアで最初に医薬品として利用した記録があるそうです。それほどまでに古くから利用されているので、この環境の変化というのにもうまく順応しているのではないかと思うからです。
英名やドイツ名には聖ヨハネの名前がこの花につけられています。それは、6月下旬の洗礼者ヨハネの祝日前後に開花するためが由来だそうです。
6月下旬、まさに夏真っ盛りなドイツ南西部ですが、頑張って青々としたこの花を見てみたいと思っています。
基本情報
和名:セイヨウオトギリ(西洋弟切)
別名:セント・ジョーンズ・ワート、コゴメバオトギリ(小米葉弟切)
科 属名:オトギリソウ科 オトリギリソウ属
学名:Hypericum perforatum
ドイツ名:Echte Johanniskraut, Echt-Johanniskraut, Gewöhnliches Johanniskraut, Durchlöchertes Johanniskraut, Tüpfel-Johanniskraut oder Tüpfel-Hartheu, meist kurz Johanniskraut oder Johanneskraut
英名:Serforate St John’s-wort, common Saint John’s wort, or simply St John’s wort
ドイツにおける背丈
15cmから100cm
ドイツにおける開花期
6月から8月
種類
多年草
原産地
ヨーロッパ、アジア、北アフリカ
花言葉
日本語の花言葉
「預言者」「素朴さ」「増悪」「秘密」