フランスギク(仏蘭西菊)Leucanthemum vulgare マーガレットに似ている花

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この花のドイツ語名はMagerwiesen-Margeriteで、いわゆる一般的に言われているあのマーガレット?(和名:モクシュンギク(木春菊))(学名:Argyranthemum frutescens)のことかと思いきや、この記事を書くにあたって、学名が全く違うことに気づきました。

それならこの花の日本での名前は?と思って調べたら、フランスギク(仏蘭西菊)と判明しました。

日本では帰化植物とされているそうです。最初は園芸用として輸入したのが、今では野生化しているとのこと。そのうち駆除対象にならなければいいなと思っています。

せっかくですので、調べていてわかったフランスギクとマーガレットの違いについて書いておきます。少しでもお役に立てましたら嬉しいです。

目次

フランスギクとマーガレット(モクシュンギク(木春菊))の違い

 フランスギク(仏蘭西菊)モクシュンギク(木春菊)
学名Leucanthemum vulgareArgyranthemum frutescens
ドイツ語名Magerwiesen-MargeriteStrauchmargerite
英語名Ox-eye daisy, oxeye daisy or dog daisyParis daisy, marguerite or marguerite daisy
原産地ヨーロッパカナリア諸島
見分け方
  • 葉縁にはぎざぎざ(鋸歯)。
  • 深く切れ込まない。
  • 形は靴べらに似ている。
  • 葉が細かく別れている。
  • 若葉が春菊のように細かい。
  • 茎や枝が木質化する性質がある。
備考以前は日本でもマーガレットと呼ばれていたが、モクシュンギク(木春菊)と区別するためフランスギク(仏蘭西菊)という和名がつけられた。上記のことからモクシュンギク(木春菊)という和名がついた。

フランスギクは以前マーガレットと呼ばれていた、ということですからマーガレットでも間違いじゃない?ということでしょうか。

ドイツ語名ではフランスギクでもモクシュンギクでもマーガレット(Margerite まーがりって)という単語が入っていますから、いいのかなと。

ただ種類の違う花ということだけは忘れないようにしたいですね。

花写真 ポートレート

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

使用カメラ Nikon D7100
撮影地 南西ドイツ

基本情報

和名、学名、ドイツ語、英語

和名:フランスギク(仏蘭西菊)
科 属名:キク科 フランスギク属
学名:Leucanthemum vulgare
ドイツ名:Magerwiesen-Margerite
英名:Ox-eye daisy, oxeye daisy or dog daisy

原産地

ヨーロッパ

花言葉

「夢見る」「無実」「忍耐と悲哀」

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