エノコログサ(狗尾草)Setaria viridis 猫じゃらしは写真映え

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全世界の温帯で見ることが出来る植物で、穀物の粟の原種とされているようです。まさに植物は条件さえ合えば、どこでも成長できる良い例?ですね。

私が子供の頃はネコジャラシと呼んでいて、エノコログサという名前があるのを知ったのは大人になってからです。ネコジャラシとは猫の目の前でエノコログサをフリフリすると猫がじゃれて遊ぶから、というのが名前の由来だそうですが、元々のエノコログサというのも狗(犬)の尾からきているそうなので、動物の体の一部から名前がつけられる植物は多いなぁと思いました。

ただしドイツ語には動物からの名前ではなくて、Grüne(緑の)、Borsten(腺毛)、hirse(粟)と見たままの名前となっています。

写真の被写体としてのエノコログサは、私にとっては大好物な植物です。光が差し込み、朝露でもついていた日には、まるで宝石のように輝きます。一般的には雑草と呼ばれるエノコログサですが、見方によって宝石にもなる、という典型的な例でしょうか。もちろん宝石に見える、というのは私個人の意見です。

目次

和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:エノコログサ(狗尾草)
別名:ネコジャラシ
科 属名:イネ科 エノコログサ属
学名:Setaria viridis
ドイツ名:Grüne Borstenhirse
英名:green foxtai, green bristlegrass or wild foxtail millet

背丈、開花時期

ドイツにおけるこの花の…
背丈は5cmから50cm
主に春から初夏にかけて発芽
個人的には冬以外いつも生えている印象ですが、冬はカサカサになっているのを見かけたりします。

種類

一年草

原産地

全世界の温帯地域

日本語の花言葉

「遊び」「愛嬌」

ドイツ語の花言葉

——

花写真

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

2018年9月上旬、2018年10月中旬撮影

使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部

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