イブキカモジグサ(伊吹髢草)Elymus caninus

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日本国内では滋賀県から岐阜県にまたがる伊吹山のみで見られるイネ科の植物。その昔、織田信長がポルトガルの宣教師の希望で伊吹山にハーブガーデンを作る際、ヨーロッパから持ち込まれた中に紛れていたと推測されているそうです。

伊吹山にはヨーロッパ原産の草花が多く、先程の説を裏付けている理由の一つになっています。

日本から見たら帰化植物になる訳ですが、その昔にヨーロッパから渡った種が今でも咲いているというのは、なんとも不思議な気持ちにさせられます。

ちなみにドイツでは至る所で見られる草でして、このような逸話を知らなければ見過ごしてしまう草、——というか一般的にはあまり気に留めないと思いますが——それでも見かけたら、昔にそんなことがあったのだと思いを馳せるのも楽しいのでは?と感じました。

目次

基本情報

和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:イブキカモジグサ(伊吹髢草)
別名:イブキカモジ(伊吹髢)
科 属名:イネ科 エゾムギ属
学名:Elymus caninus
ドイツ名:Hunds-Quecke
英名: Bearded couch or bearded wheatgrass

ドイツにおけるこの花の背丈、開花時期、手入れ方法

背丈50cmから100cm
花期6月から8月
形態多年草
植える場所
植える時期
土壌
用途
花色
その他

原産地

英国含むヨーロッパ原産

花言葉

日本語

———

ドイツ語

———

花写真 ポートレート

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoro*Mari にあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

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2021年7月中旬撮影
使用カメラ:Nikon D7100 / D300
撮影地:ドイツ南西部

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