小さなラシャカギクサ(小さな羅紗掻草)Dipsacus pilosus

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花ポートレート

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。
2020年7月下旬撮影

使用カメラ Nikon D300
撮影地 ドイツ南西部

背の高い花ですが、茎の周りには棘があり、どこかで見たような記憶があると思ったら、ラシャカキグサ(羅紗掻草)の仲間でした。

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学名もDipsacus(ラシャカキグサに似た) pilosus(軟毛ある, 毛で被われた)と書いてあります。英語名もSmall teasel(小さなチーゼル)です。

ちなみにドイツ語名のラシャカキグサはWilde Karde(直訳:野生のチーゼル)で、こちらの花は、Behaarte Karde(直訳:毛むくじゃらのチーゼル)ですから、毛、つまり針のような棘のようなのがびっしりと言う名前です。

両者を並べてみたことはありませんが、どちらの花もトゲトゲには変わりないのでは?と個人的に思います。さらにどちらも素手では絶対に触りたくない、触れない花です。

それでもこの小さなナベナ、トゲトゲの割には可愛い花姿なのと、直立の姿もシャキッとしているので、いけばなとして使ってみたいお花ではあります。革手袋持参で取りに行かないとですね。

ただし二年生植物ということなので、チャンスはそうそう多くはなさそうです。

基本情報

和名:
別名:小さなラシャカギクサ、小さなチーゼル、小さなオニナベナ
科 属名:スイカズラ科 マツムシソウ属
学名:Dipsacus pilosus L., Syn.: Virga pilosa L.
ドイツ名:Behaarte Karde
英名:Small teasel

ドイツにおける背丈

60cmから120cm

ドイツにおける開花期

7月から8月

種類

二年生植物

原産地

花言葉

日本語

この記事に掲載した花(Dipsacus pilosus)に似た花が日本に自生しています。

ナベナ(鍋菜、山芹菜)(学名:Dipsacus japonicus)で、その花言葉を調べたのですが、まだ見つかりませんでした。見つけ次第、追記していきます。
ちなみに花色はピンクで。

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