このお花を見たのはフライブルクの植物園。とても小さいお花で、寝そべって撮った記憶があります。
このお花は、黒海の南岸と東岸を境界として、西はブルガリアから、東側はグルジアやクリミアまで分布。さらに、イラン北部のエルブルズ山脈でも発見されているということで、高山でも咲かせることができるそうです。すごいですね。
トルコは南部のハタイまで分布し、さらに南下すると、シリア、レバノンからイスラエルまでの地中海東部地海岸域にも分布とのことなので、寒さにも暑さにも強いお花ということが伺えます。
シクラメンといいますと、晩秋の頃に鉢植えで売り出され、室内で育てるというのが、わたしの中のイメージでした。
でもこちらのシクラメン・コウムは野生で咲いており、ドイツの南西部でもたくさん咲かせている姿を見るとお庭にこんな可愛いお花があればいいなと想像してしまいます。もちろん花材としても使えそうです。
目次
花名:和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:
別名:シクラメン・コウム
科 属名:サクラソウ科 シクラメン属
学名:cyclamen coum
ドイツ名:Frühlings- oder Vorfrühlings-Alpenveilchen
英名:Eastern sowbread
原産地
トルコ、ジョージア、イラン