ドイツへ来て驚いたことの一つに、クロッカスが大量に咲いている芝生を見たときです。
ここに貼った写真のような感じで咲いており、またちょっとした芝生のある公園だと、こんな様子を目にする機会は多いです。
しかもこの芝生には柵もないので、入れるといえば入れるのですが、やはりこうして花が咲いていると足を踏み入れることはしたくないですね。それでも花が倒れている箇所を見ることもあるので、ちょっと残念とは思います。
さて、背丈も小さな花なので、しゃがむだけでは撮れません。撮れるかもしれませんが、首が捻れて痛いです。
それなら一層のこと腹這いになって撮ったほうが楽と思うので、人目が気になるところではありますが、ドイツの公園ってありがたいことに人の往来は多くないので、ささっと撮れます。
寝っ転がってファインダーを覗いていると、自分が小人になった気分になって、撮影も結構楽しいものです。
Crocus chrysanthus(クロッカス・クリサントゥス)を原種とする黄色種と、Crocus vernus(クロッカス・ヴェルヌス)を原種とする白・紫系の品種があり、これらは別品種ですが、園芸では同一種として扱われるそうです。そして230種以上もあるそうなので、何がどう違うのか、見分けるのも一苦労しそうですね。
持ってる花図鑑には次の2種が載っていたので、参考までに書いておきたいと思います。
学名:Crocus chrysanthus ドイツ語名:Balkan-Krokus
開花期:3月 高さ:12cm 原産地:ヨーロッパ南部、小アジア
学名:Crocus speciosus ドイツ語名:Herbst-Pracht-Krokus
開花期:9月から10月 高さ:15cm 原産地:コーカサス、小アジア、イラン、クリミア半島
花写真 ポートレート
2018年3月上旬撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:ハナサフラン(花洎夫藍)
別名:ハルサフラン(春洎夫藍)、クロッカス
科 属名:アヤメ科 クロッカス属
学名:Crocus
ドイツ名:Krokusse
英名:Crocuses or croci
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
上記に記載
種類
宿根草
原産地
ヨーロッパ南部、地中海沿岸、小アジア
日本語の花言葉
「青春の喜び」「切望」
ドイツ語の花言葉
「Hoffnung:希望」「Lebensfreude:生きる喜び」「Gib mir Zeit, mich zu entscheiden:決断する時間を私にください」