秋になると目立つ紫の実。この実を見てすぐに出てくる名前はムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)です。でも調べていくとなんとムラサキシキブ属には165種類もあるそうで、早々に特定を諦めました。
この写真のは庭木で植えられているのを撮影したので、コムラサキとは思いますが、交配させた園芸種の方が濃厚だと思います。コムラサキとしての特徴もありますが、やはり同じではない気がするからです。
まあ、あまり拘らなければコムラサキで落ち着いてもいいのかもしれませんが。
さて、いけばな花材として見た場合には、かなり使いにくい枝だと個人的に思います。なぜなら実の数が多いですし、付き方も固まっているからです。
もちろん枝を見せるという使い方はこの写真の枝ですと無理そうな感じは否めません。
でも165種類もありますから、使いやすそうなのもあるかもしれません。そこは諦めずに育ててみても良いかなとは思いました。
そんな時は、枝を見せるというよりも装飾的に使った方が効果が出やすそうです。色的にも珍しい紫色ということや季節柄ハロウィンに向いているかなと思ったりしました。
基本データはドイツで手に入る園芸種を載せています。
目次
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:
別名:
科 属名:シソ科 ムラサキシキブ属
学名:Callicarpa bodinieri
ドイツ名:Liebesperlenstrauch
英名:Bodinier’s beautyberry
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの花の…
背丈は200cmから300cm
開花期は6月から9月
種類
落葉低木
原産地
日本語の花言葉
ムラサキシキブの花言葉 「上品」「聡明」「愛され上手」
コムラサキの花言葉 「気品」「聡明」「知性」
ドイツ語の花言葉
花写真
2019年10月上旬撮影
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部