一年草であるこの花は春先に種を撒くと、その年の5月には咲き始めるそうです。撒いてすぐ咲くって、わたし的には待つ時間が少ないのはなんだか嬉しいです(笑)。
そしてこのお花は、観賞用の植物として古くから育てられているお花の一つで、よって原産地というのがはっきりと分からないそうでがだいたい地中海あたりということだそうです。情報によっては南ヨーロッパと大括りになっていると思われます。
また学名にはラテン語でofficinalisとありますが、これはオフィス(仕事場)という意味。18世紀の植物学名の決まりでは、薬草にはこのofficinalisの他にも「実験室」とか「薬局」とかの名前をつけるという規定があったそうです。ラテン語もですがギリシャ語も学名として使われる頻度が高いので知っておくと便利かもしれないですね。
さて、写真の金盞花はぶどう畑にて見つけました。ぶどう畑にてよく見るではなく、また一年草なので毎年出会えるか分からない花ですが、前年こぼれ種にて咲いてくれると散歩での楽しみが増えます。
庭に植えても可愛いお花なので、ちょっと挑戦してみたいなと思いました。その前に花壇作りが最初ですが笑
花ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名:キンセンカ(金盞花)
別名:カレンデュラ、ポットマリーゴールド
科 属名:キク科 キンセンカ属(カレンデュラ属)
学名: Calendula officinalis
ドイツ名:Ringelblume auch Garten-Ringelblume
英名:Pot marigold, ruddles, common marigold or Scotch marigold
ドイツにおける背丈
20cmから60cm
ドイツにおける開花期
5月から10月
種類
一年草
原産地
地中海
花言葉
日本語の花言葉
「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」
ドイツ語の花言葉
Klugheit(知恵), Eifersucht(嫉妬), Heilige Liebe(聖なる愛)
Kommt Zeit, kommt Rat!(時間が経てば分かる!)
Ich wünsche, mit dir zu tanzen. (あなたと一緒に踊れることを願う)