キンギョソウ(金魚草)Antirrhinum majus【いけばな有り】

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和名はキンギョソウということで、金魚に似ているところから花の名前が付いたと思うのですが、面白いことにドイツ語名はGrosses Loewenmaul(ぐろーせ るーべんまうる)と言って、意味は大きなライオンの口(くち)です。ライオンがアクビをすると、こんな感じでしょうか。

ちなみに英語名はSnapdragon または dragon flowers と言って、ドラゴンのイメージ。

言葉や国によってイメージが違うって面白いですね。

目次

基本情報

和名、学名、ドイツ語名、英語名

和名:キンギョソウ(金魚草)
科 属名:ゴマノハグサ科(オオバコ科) キンギョソウ属
学名:Antirrhinum majus
ドイツ名:Grosses Loewenmaul
英名:Snapdragon or dragon flowers

ドイツにおけるこの花の背丈、開花時期、手入れ方法

背丈20cmから120cm
花期6月から10月
形態一年草
植える場所日向から日陰
植える時期1月から3月
土壌砂質から
用途庭、プランター、切り花
花色ピンク、白、赤、色、オレンジ、複色
その他ミツバチに優しい

原産地

地中海沿岸地方

花言葉

日本語

「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」

ドイツ語

———

花写真 ポートレート

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

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2019年5月撮影
使用カメラ:Nikon D7100 / D300
撮影地:ドイツ南西部

キンギョソウを使って いけばな

キンギョソウは直立型をお稽古するにはもってこいのお花です。

今回、組み合わせたお花はアルストロメリアですが、他の春の花とも相性が良さそうです。

全体の色は、爽やかなホワイト&イエローでまとめてみました。

花材・器

花材:キンギョソウ、ピスタチオ、アルストロメリア
器:丸水盤

気をつけたこと

  • キンギョソウの先端が緩やかにカーブしているときは、挿し口と先端とのバランスに気をつけます
  • 中間枝として、ピスタチオを使いました
  • ピスタチオの枝を中高、もしくは中低にするかは、全体のバランスを見ながら決めます

作品写真

生け花は立体ですが、写真で撮ると平面に見えてしまいます。写真用に花を生けてませんので、その点をご了解の上ご覧くださいませ。

写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。

盛花直立型

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2019年5月

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