アンテナが張り出したように茎を長く伸ばして、先端にちょこっと花を咲かせます。見た目はちょっと楽しいかもと思うお花です。
ドイツ語名はKatzenpfötchen(読み:かっつぇん ふぅとぅひょん)で、直訳すると猫の足となります。ピンクの部分が肉球って感じ?でしょうか。別名は開花期の頃がキリストの昇天の日ごろなので、Himmelfahrtsblümchen(昇天の花)とも呼ばれています。
英語名は、Stoloniferous pussytoes 直訳で匍匐性(Stoloniferous)、猫の足 (pussytoes)となります。匍匐性(ほふく)とは枝や茎が地面を這うように伸びていく性質のことで、グランドカバーに良さそうだなと想像ができます。
写真としては直立している花をどう撮るのか?ということですが、群生していれば前後にボケを入れて遠近感を出すのも良いかと思います。また雨上がりとか朝夕の光とか、やはり花だけで無くプラスαで加えた方がドラマチックになると思います。
写真はとりあえず撮っておけ!な感じでしたので数が少ないです。またチャンスがあれば工夫をして撮りたいお花です。
いけばな花材としてですが、面白い姿なのと小さな作品に他の小花とともにいけると可愛らしくなるのではと思います。
花ポートレート
使用カメラ Nikon D7100
撮影地 ドイツ南西部
基本情報
和名:エゾノチチコグサ (蝦夷の父子草)
別名:
科 属名:キク科 エゾノチチコグサ属
学名: Antennaria dioica
ドイツ名:Gewöhnliche Katzenpfötchen, Zweihäusiges Katzenpfötchen oder Himmelfahrtsblümchen英名:Stoloniferous pussytoes, catsfoot or cudweed
ドイツにおける背丈
15cmから20cm
ドイツにおける開花期
5月から6月
種類
宿根草
原産地
ユーラシア大陸
花言葉
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