セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)Ajuga reptans アジュカの名でも呼ばれる花

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半日陰が似合う花とは、散歩をして思ったこと。

背丈のある草の中にひっそりと咲いている様子は写欲をそそられます。ただしこの花自体の背丈は低いので撮るのに苦労しますが…。

目次

日本固有種のジュウニヒトエ(十二単)に似ている花

和名のセイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)とは、その姿が日本固有種のジュウニヒトエ(十二単)に似ていることから名付けられました。

簡単に違いを表にまとめておきます。

ジュウニヒトエ(十二単)セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
学名Ajuga nipponensisAjuga reptans
花色白または薄い紫青紫、ピンク、白
原産日本ヨーロッパ
備考1970年ごろ日本へ渡り野生化

日本固有種のジュウニヒトエは、花が幾重にも重なって咲く様子が十二単衣のようだからと言うのが名前の由来だそうです。

ちなみにセイヨウジュウニヒトエのドイツ語名(Kriechender Günsel、直訳:忍び寄るガンセル)の由来、特にGünselの部分は、薬草の特徴である症状を“抑える、止める“という意味からきているようです。

姿から名前をつけるのか、効用から名前をつけるのか、お国柄が出て面白いですね。

花写真 ポートレート

  • この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
  • このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
  • 写真の著作権は運営者であるHanaKokoroにあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。
2021年5月中旬撮影

使用カメラ Nikon D300
撮影地 ドイツ南西部

基本情報

和名:セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
別名:アジュガ、セイヨウキランソウ(西洋金瘡小草)
科 属名:シソ科 キランソウ属
学名:Ajuga reptans
ドイツ名:Kriechender Günsel
英名: Bugle, blue bugle, bugleherb, bugleweed, carpetweed, carpet bugleweed, common bugle and St. Lawrence plant

ドイツにおける背丈

10cmから30cm

ドイツにおける開花期

4月から6月

種類

多年草

原産地

ヨーロッパ

花言葉

日本語の花言葉

「強い友情」「心温まる家庭」

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