この花を初めてみた時には冬の頃で、すでに立ち枯れた状態でした。一体どんな花を咲かすのだろうと思っていたら、まさに出会いは突然にやってきて、見事な花を見ることができました。
まるで紫の花輪をつけて踊っているような花。とても可愛らしいので、いけばなにも…と思うのですが、花の部分もですが茎は頑丈な針に覆われていて、とても素手では触れません。棘用の手袋で触っても貫通して痛そうです。
しかし調べてみるとドライフラワーにするそうなので、こんなにトゲトゲなのに何故ドライフラワーに?と思ってさらに調べてみたら…なんとニット起毛加工に使われるとのこと。機械に取り付けて使うくらいなので、相当頑丈なんだなと想像してしまいました。
植物って面白いですね。
目次
花写真
花名:和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:ラシャカキグサ(羅紗掻草)
別名:オニナベナ(鬼なべな)
科 属名:マツムシソウ科 ナベナ属
学名:Dipsacus fullonum
ドイツ名:Wilde Karde
英名:Wild teasel or Fuller’s teasel
原産地
ヨーロッパ、北アメリカ
花言葉
「人間嫌い」