この樹を初めて見て気づいたのは秋になってからのこと。真っ赤な葉がとても印象的だったのを覚えています。
ヨーロッパでは黄葉する樹木は多いですが、赤く紅葉する葉は多くないので強烈な印象だったのかもしれません。いまは慣れてきたのか、今年も紅葉したなぁ、くらいで終わっています。慣れって恐ろしいですね…(汗)
さて、花は緑っぽい白ということですが、夏のグリーンに阻まれて、その花の姿を写真に収めたことはまだありません。どこにでもあるような樹ですが、あまり見かけなくて、庭木でもそんなに頻繁には見かけません。特に最近はモミジが流行っていて紅葉する樹木にはこのモミジを植えているところが多くなっているように感じます。
基本情報
和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:アメリカハゼノキ
別名:スマック、ニオイウルシ
科 属名:ウルシ科 ウルシ属
学名:Rhus hirta (Syn. Rhus typhina)
ドイツ名:Essigbaou, Koblen-Sumach Anacardiaceae, Sumachgewächse
英名:Staghorn sumac, Velvet sumac, Virginian sumac
ドイツにおけるこの花の背丈、開花時期、手入れ方法
背丈 | 300cmから500cm |
花期 | 6月から7月 |
形態 | 落葉樹 |
植える場所 | 日向 |
植える時期 | |
土壌 | |
用途 | 庭木、公園 |
毒 | |
花色 | 緑 |
その他 |
原産地
北アメリカ東部
花言葉
日本語
———
ドイツ語
———
花写真 ポートレート
- この記事は主にドイツ(ドイツ南西部)で見た花を撮影して構成しています。別の地での撮影した写真を掲載の際には可能な限り明記をするようにしています。
- このブログを通じて、花はどこでも咲くということを実感していただけたら幸いです。
- 写真の著作権は運営者であるHanaKokoro*Mari にあります。掲載写真の無断利用を禁止しております。
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アメリカハゼノキのいけばな
花材としてのアメリカハゼノキ
いけばなとしても使うと面白い木で、今まで2度ほど使ったことがありますが、小さめの樹を選ぶこと、また葉っぱのつき方が意外と間隔が開いていたりするので、良い樹選びは重要ポイントとなりそうです。
水が下がりやすいので、長時間の持ち歩きにはバケツが必要になりますが、短時間では自宅に帰ってからすぐに深水させると復活する確率が高くなります。
小さい樹を選んでも葉っぱが大振りなので、印象に残るような花を合わせた方が良さそうです。
花意匠 たてるかたち
椰子の木のような雰囲気。バカンスを楽しめそうな感じでしょうか。
花:アメリカハゼノキ、チューリップ
花意匠 よそおい
向日葵の間から紅葉したアメリカハゼノキを覗かせ、下段には黄緑色の葉を添えています。
花:ヒマワリ、アメリカハゼノキ、スプレーカーネーション、マユミ