日本へは江戸時代の時に帰化した野草。東京品川付近に多く咲いていたところから和名がつけられました。
ハギと和名にありますが、ハギ属(Lespedeza)ではなくて、シナガワハギ属(Melilotus)です。では何故ハギの名が?と思いますが、それは葉がハギに似ているところから。混乱しそうですよね。
さて、ドイツ語名はGelbe Steinklee(読み:げるべ しゅたいんくれー)で、意味は黄色い石クローバー。
英語名はSweet yellow clover で、甘い黄色クローバーと、欧米ではクローバーに似ているところから名付けられたのだろうと思われます。
それにしても日本は萩に、欧米ではクローバーに似ているという着目が面白いですね。
目次
花写真 ポートレート
2021年6月下旬撮影
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基本情報
和名:シナガワハギ(品川萩)
別名:エビラハギ(箙萩)、メリロット
科 属名:マメ科 シナガワハギ属
学名:Melilotus officinalis
ドイツ名:Gelbe Steinklee, Gewöhnlicher Steinklee und Echter Steinklee
英名: Sweet yellow clover, yellow melilot, ribbed melilot and common melilot
ドイツにおける背丈
30cmから100cm(最大で200cmに達することも)
ドイツにおける開花期
6月から9月
種類
二年草
原産地
中央アジア、ヨーロッパ