ドイツ語ではGod(黄金)regen(雨)という単語から成っている名前です。満開の頃にこの花に出会うと黄金の雨という名前にふさわしく、遠目からでもかなりの存在感を醸し出しているお花です。見られる場所は公園や庭先など。
和名はキバナフジと「藤」がついているので、藤の仲間?と思いきや、藤とはマメ科の仲間でも属は別という事で(藤はフジ属、キングサリはキングサリ属)同じではないんです。
読者の中にはお気付きの方もあると思いますが、和名のつけ方ってお花の形から付けられることが多いので、藤に似ているから、キバナフジと名付けられたようですね。
さて、このキバナフジ、またはキングサリですが、全体にアルカロイドが含まれており有毒植物とされています。見た目は可愛い花なのに、またしても毒を持つ花。そして同じマメ科のエニシダとは近縁だそうです。
目次
花写真 ポートレート
基本情報
和名:キングサリ(金鎖)、キバナフジ(黄花藤)
別名:ゴールデンチェーン
科 属名:マメ科キングサリ属
学名:Laburnum anagyroides
ドイツ名:Goldregen
英名:Common laburnum, Golden chain or Golden rain
原産地
ヨーロッパ中南部
花言葉
「哀調を持った美しさ」「淋しい美しさ」「相思相愛」