分類というのは細かく分かれているのが特徴で、同じ花かなと思っても違ったり、でも同じ科や属だったりします。
和名のイブキトラノオの学名はBistorta officinalis Delarbre subsp. japonica (H.Hara) Yonek とんでもなく長い学名ですよね。伊吹山で多くみられることから和名に伊吹山の文字が使われているように日本固有種です。でもイブキトラノオ属には世界で30種類あり、アジア、南アフリカ、そしてヨーロッパと広範囲に分布していますから、素人目には同じ花と思っても仕方ないかなと思っています。
仲間、と思っておくのが一番いいのかもしれませんね。
その昔、花の形から蛇の毒に効くのではないかと言われていたそうですが、薬の無かった時代にはそう信じてもしょうがないかなと思いますよね。私はこの花の形から、ボトルブラシに見えたのですが、例えば試験管のような細いのを洗う時に便利かなと。薬と思っていた時代と、洗い物の道具と思う時代、なんだか差がでますね。
さて、写真のお花は黒い森でみたときの花です。もう終わりかけで草原一面に咲く、という場面には出会えませんでしたが、たくさん咲いていたら圧巻だろうなと思いました。
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花名:和名、学名、ドイツ語名、英語名
和名:
別名:
科 属名:タデ科 イブキトラノオ属
学名:Bistorta officinalis (Polygonum bistorta)
ドイツ名:Schlangen-Wiesenknöterich, Schlangen-Knöterich
英名:Bistort, common bistort, European bistort or meadow bistort
背丈、開花時期
ドイツにおけるこの植物の…
背丈は30cmから100cm
開花は5月から7月
種類
宿根草
原産地
ヨーロッパ
花言葉
「くじけない心」
花写真
2019年6月下旬撮影
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