西洋ミズキとノハラガラシを使ったいけばな:初夏の緑を感じて

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花材を探していると、いつの間にか撮影に夢中になってしまうことがよくあります。

お稽古では花材探しが欠かせませんが、花屋さんでは枝物の種類が限られているため、つい散歩が花の写真撮影へと変わってしまいます。

ですが、今回は撮影をぐっとこらえ、枝を見つけることに集中しました。

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いけばな

花材:西洋ミズキ、ノハラガラシ
花器:丸水盤
花型:盛花 観水型

今回選んだのは、蕾のついたセイヨウミズキ(Cornus sanguinea)の枝。飾るうちに花がほころぶことを期待して取り入れました。

しかし、いけた後しばらくすると、一緒にいけたノハラガラシ(Brassica rapa subsp. campestris)が弱ってしまい、残念ながら両方の花が同時に咲く瞬間を捉えることはできませんでした。

今回のいけばなは「観水型」として、初夏の緑が水面を渡るような情景を表現しています。
涼やかな湖畔の雰囲気が伝われば幸いです。

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