誕生日を彩るいけばな

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誕生日は特別な日。

家族や友人と過ごすひとときを、より華やかに演出する方法のひとつとして、いけばなを取り入れるのはいかがでしょうか。

季節の花々を飾ることで、食卓がより温かみのある空間になります。

目次

いけばなを飾る場所とテーブルいけばなの特徴

いけばなを飾る場所というと、床の間や背景が壁のイメージがあるかもしれません。

しかし、小原流の花型はアレンジがしやすく、正面から見るいけばなだけではなく、さまざまなスタイルに対応できます。

テーブルの中央に置いて、前後左右から見られるいけばなもそのひとつです。

食卓を囲む人々がどこから見ても美しく楽しめるように工夫することで、食事の時間がより特別なものになります。

実際に飾ったいけばなの紹介

誕生日の特別な食卓を華やかにするために、私はいけばなをテーブルの中央に飾りました。

季節の花を使い、高さを抑えつつ、どの角度から見ても美しく見えるように工夫しました。

いけばな写真

今回の花材には、華やかさを出すためにバラやカスミソウを使いました。花の持つ曲線が優雅さを演出し、バラの色合いが食卓に温かみを添えてくれました。

テーブルいけばなは、見る方向によって異なる表情を楽しめるのが魅力です。どの角度から見てもバランスよく配置し、自然な流れを感じられるようにしました。

食器や料理と調和するようにデザインし、いけばなが食卓のアクセントになるように心がけました。花の色と料理の色合いを合わせることで、統一感のある演出ができます。

いけばなをテーブルに飾るメリット

テーブルいけばなには、次のようなメリットがあります。

  • 空間を華やかにする:食卓を囲む人々の気持ちが明るくなります。
  • 会話のきっかけになる:いけばなについて話すことで、自然と会話が弾みます。
  • 季節感を楽しめる:季節の花を取り入れることで、その時期ならではの雰囲気を味わえます。
  • 食卓のコーディネートが楽しくなる:料理やテーブルウェアと組み合わせることで、一層魅力的な食卓になります。

食卓に花を飾るとき気をつけること

食卓に花を飾るときは、次の点に注意すると、美しく快適に楽しめます。

花の種類を選ぶ

香りが強すぎない花を選ぶ
 → 食事の香りを邪魔しないよう、ユリやジャスミンなど香りが強い花は避けましょう。

 毒性のある花を避ける
 → スズラン、アジサイ、ジギタリスなどは有毒なので、食卓には向きません。

 花粉が飛び散りにくい花
 → ユリやヒマワリは花粉が落ちやすいので、花粉を取り除くか他の花を選びましょう。

花器の選び方

 安定感のある花器
 → 倒れにくい重めの花瓶を選びましょう。

 口の広すぎない花器
 → 料理の邪魔にならないよう、コンパクトな花器が使いやすいです。

特別な器を買う必要はありません。普段使っている器でも十分に使うことはできます。
例えば、コーヒーカップ、小鉢。または手作りしても楽しいですね。

飾る位置と高さ

 目線の邪魔にならない高さ
 → 食卓の対面の人と視線が合うよう、花は低めにいけましょう。目安は、肘から手首まで高さに抑えましょう。

 食器や料理の邪魔にならない位置
 → 花が料理に触れないよう、テーブルの中央に配置するようにしましょう。

水の管理

 こまめに水替えをする
 → 水が濁ると不衛生なので、毎日水を替えましょう。

 水がこぼれないように注意
 → 料理に水が入らないよう、器に高さのあるもの、もしくは水位を低めに調整しましょう。

まとめ:いけばなを日常や特別な日に

いけばなは、特別な日の演出にもぴったりです。

誕生日だけでなく、記念日やおもてなしの席でも、テーブルに飾ることで食事の時間がより豊かになります。

普段の暮らしの中でも、ちょっとした花を飾ることで気分が変わるもの。

ぜひ、いけばなを取り入れて、特別な日をもっと素敵な時間にしてみてください。

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