「いけばな@ドイツ」へようこそ
このたびはブログをご訪問いただき、誠にありがとうございます。
ブログや運営者についての簡単な紹介を掲載しておりますので、ぜひお目通しください。
私といけばな
ドイツに移住した際、「長く続けられる好きなことを見つけたい」「日本文化に関わることをこの地で実践したい」と考え、いけばなの道を選びました。
幸運なことに、小原流の素晴らしい師匠と出会い、本格的に学び始め、現在も修行を続けています。
いけばなとの出会い
私がいけばなと出会ったのは、高校1年生のときです。
必須科目の一環として日本文化を学ぶ授業があり、その中で初めていけばなを体験しました。
池坊の先生に直接ご指導いただき、花を生けるごとにその姿が変わっていく様子に感動したのを覚えています。
その後、授業だけでなく、週に一度の放課後稽古にも参加し、3年間続けました。


社会人になってからのいけばな
社会人になってからは、「英語でいけばなを学びたい」と思い、英会話学校内にある古流のいけばな教室に通い始めました。
授業では、先生が英語で説明してくれたため、いけばなを学びながら自然と英語にも触れることができました。
また、同じ教室の仲間たちと浜離宮を訪れたことも、楽しい思い出のひとつです。美しい庭園の中で、花や自然に触れた時間は、今でも心に残っています。



その後ブランクはありましたが、いけばなとの付き合いは数十年にわたります。
いけばなは奥深く、学べば学ぶほど新たな発見があります。
ドイツでのいけばな
ドイツでは、日本にいる師匠のもとでオンライン稽古を続けながら、小さな教室を運営し、いけばなの魅力を伝える活動をしています。
「花の個性を生かし、自然の美しさを表現すること」を大切にし、四季の移ろいを感じられる作品づくりを心がけながら、日々稽古に励んでいます。




また、文化イベントやワークショップでいけばなを紹介する機会もあり、少しずつその美しさを広めています。
さらに、いけばなで使用する花材を調べるうちに、日本語名だけでなくドイツ語名も知りたくなり、その情報をまとめるために別サイト「花風戯(はなふうぎ)」を運営するようになりました。
「花風戯」では、花材の日本語名・ドイツ語名を、花の写真やいけばな作品とともに紹介しています。
いけばなの実践を通して感じたことや、花との向き合い方について、少しずつ発信していけたらと思っています。

- 東京生まれ
- 高校時代に池坊、社会人時代に古流を習う
- 2007年ドイツへ引越し
- 2009年小原流入門
- 2011年小原流准教授
- 2024年小原流二級家元教授