いけばな作品– category –
-
流れる線を活かして クレマチス・ヴィタルバをいける
クレマチス・ヴィタルバ(ボタンヅル、仙人草の親戚)の蔓性の特徴を活かし、下に垂れる「下垂型」を応用していけました。野外でも、ヴィタルバはしなやかに枝垂れなが... -
苔むしたクルミの枝とフジウツギの花 — 思い出の木をいけばなで再生
花をいけていると、どうしても使いたくなる草木に出会うことがあります。 今回の主役は、やむを得ず伐採したクルミの木です。この木は私がドイツに来た当初から庭にあり... -
セッカヤナギを主役にしたいけばな|曲線を生かすいけかた
冬の間は、柳の枝物が大活躍します。 今回はセッカヤナギ(石化柳)を使ったいけばなを紹介します。 いけばな 花材:セッカヤナギ、ルスカス、アネモネ 花器:投入花... -
花意匠かたむけるかたち
自宅稽古にきてくださっている生徒さんの作品をご紹介します。今回は花意匠のかたむけるかたちをお二人に生けてもらいました。 花材は同じですが、結果は違う。そして花... -
西洋ミズキとノハラガラシを使ったいけばな:初夏の緑を感じて
花材を探していると、いつの間にか撮影に夢中になってしまうことがよくあります。 お稽古では花材探しが欠かせませんが、花屋さんでは枝物の種類が限られているため、つ... -
アネモネをいける 瓶花とまわるかたち
レンギョウの枝物は春先になるとお花屋さんだけではなくて、ちょっと大きめのスーパーにも出回ってきます。 復活祭、つまりイースターの飾りとしても黄色い枝物は家の中... -
トルコ桔梗の優雅な魅力 ─ 花意匠『ならぶかたち』で楽しむいけばな
ふんわりとした花びらが魅力のトルコ桔梗。華やかさと上品さを兼ね備え、いけばなでもよく使われる花材のひとつです。 今回は、生徒さんたちに小原流の花意匠の中から『... -
白いアリウムが主役 – スモークツリーとピンクのかすみ草が彩るいけばな
師匠がドイツを訪れた際、社中の皆さんと共に指導を受けた貴重なひととき。その際に生けた作品をご紹介します。 市場で珍しい白のアリウムを見つけ、師匠とともに一目惚... -
春の花で盛花観水型をいける
春先の枝と言って、すぐに思いつくのが赤芽柳です。この枝を店頭で見かけると春が近いと感じます。 柳の枝は撓めることが出来ますが、あまり曲げてしまうと自然に見えな... -
二種類のガーベラを共演させて 盛花観水型
早春の池をイメージして、観水型でいけました。 この時期は冬と春が行ったり来たりで安定しない日が多いですが、待ち遠しかった春を思わせ、明るい気持ちにさせる花にな... -
夏の花であるグラジオラス主材にして
グラジオラスの葉っぱがたくさん残ってしまったので、どうにかして主材にできないかなと考えて、こんな風にしてみました。 「ならぶかたち」と「たてるかたち」から発想...
1