1日限定のいけばなコースをVHSにて行いました。
こうして再び開講できるのはとても嬉しい反面、少し責任も感じます。
でも単純に参加者の皆さんが楽しんでくれたら、結果オーライでしょうか。
目次
今回の講座について
VHS講座タイトル Einführung Ikebana mit einem Gefühl für Frühling
(日本語訳:春を感じるいけばな)
参加者の皆さんは、昨年11月開講時とほぼ同じメンバー。私のファンと言ってくださった素敵な参加者のみなさんでした。とてもありがたいですね。
毎回、枝、葉、そして花の扱い方に感心をされ、出来上がったいけばなの絶妙なバランスやハーモニーに感動してくれます。
完成したいけばなは、たとえ同じ花材を使っていても活けた人の個性が現れるので、それもまた面白い、素晴らしいと。
植物はパワーを与えてくれるので、レッスン中はみなさんも私も笑顔でした。
いけばな作品
花:赤芽柳、チューリップ、ミモザ
Materials: Weidenkaetzchen, Tulpen, Mimose
2016年2月実施
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講座について
いけばなを教えたい、という方のために簡単に流れ的なことを書いておきます。
参考になれば幸いです。
VHS講座 いけばな初級コース VHS Ikebana for Beginner
ドイツのカルチャースクール(VHS)にて、いけばなワークショップをしたときの記事になります。 ドイツのカルチャースクール、VHSとは? VHSとは、Volks Hoch Schule の...
講座の流れ
- 自己紹介
- 小原流の歴史や花型について話す
- 本日の花型、花材について説明
- デモンストレーションしながら解説
- それぞれ花をいけ始める
- 見て歩きながらヒントを与える
- いけ終わった参加者から個別指導をしていく
この際、個人がいけた花を尊重しながら説明していく。ポイントとしては、花型の主核の部分を注意深く見ていく。 - 作品を並べ、簡単な寸評
同じ花を使っても、いけ手が違うと別の作品になるということ。また花材の使い方で良いのを挙げていく。 - 撮影
- 後片付け
講座が終わってから、気づいたことを下記にメモとして残します。
- 作品を撮影する場合、上からではなく、垂直に撮ったほうが作品の足元が見えなくてスッキリする。
- 作品の背景は、可能な限り余計な飾りがない場所、壁が向いている。
- チューリップは花材としては初心者には難しい花。理由はいけている間に開花してくるため。
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