1日限定のいけばなコースをWeil am Rhein VHSにて行いました。こうして開講できるのはとても嬉しい反面、少し責任も感じます。
でも単純に参加者の皆さんが楽しんでくれたら、結果オーライでしょうか。それに多分、そこから始まり…だと思うからです。
VHS 講座タイトル ー 春を感じるいけばな
Einfuehrung Ikebana mit einem Gefuehl fuer Fruehling
いけばな作品
参加者の皆さんは、昨年11月開講時とほぼ同じメンバー。私のファンと言ってくださった素敵な参加者のみなさんでした。とてもありがたいですね。毎回、枝、葉、そして花の扱い方に感心をされ、出来上がったいけばなの絶妙なバランスやハーモニーに感動してくれます。
また完成したいけばなは、たとえ同じ花材を使っていても活けた人の個性が現れるので、それもまた面白い、素晴らしいと。植物はパワーを与えてくれるので、レッスン中はみなさんも私も笑顔でした。









花:赤芽柳、チューリップ、ミモザ
Materials: Weidenkaetzchen, Tulpen, Mimose
講座について
これから教えたい、という方のために簡単に流れ的なことなどを書いておきます。
参考になれば幸いです。
講座の流れ
- 自己紹介
- 小原流の歴史や花型について話す
- 本日の花型、花材について説明
- デモンストレーションしながら解説
- それぞれ花をいけ始める
- 見て歩きながらヒントを与える
- いけ終わった参加者から個別指導をしていく
この際、個人がいけた花を尊重しながら説明していく。ポイントとしては、花型の主核の部分を注意深く見ていく。 - 作品を並べ、簡単な寸評
同じ花を使っても、いけ手が違うと別の作品になるということ。また花材の使い方で良いのを挙げていく。 - 撮影
- 後片付け
講座が終わってから気づいたことをメモとして残します。
- 写真は作品の上からではなく、垂直に撮ったほうが足元が見えなくてスッキリする
- 作品の背景は出来るだけ余計な物が映らない場所がより良い
- チューリップはいけている間に開花してくる花なので、初心者には難しい花材