ドイツ語名は学名から来ています。個別の名前というには特になく、空木全般を学名のDeutziaと呼んでいます。
空木は種類も豊富で春先から初夏まで楽しめる花。このサラサウツギは花の形も色も爽やかで、夏の始まりに見ると涼しさを感じさせてくれるお花です。
さて、ウツギの漢字は、空木と書きまして、枝が空洞からこの名前がついたそうです。そして別名ですが、卯月に咲くところから「ウノハナ(卯の花)」とも呼ばれています。
そしてサラサウツギですが、実はウツギの園芸種でサラサ(更紗)とは赤と白が混じった色。外側の花弁がほんのりピンク色になった花をサラサウツギ(更紗空木)と呼んでいます。
写真のサラサウツギは庭木に咲いている花が歩道へ飛び出して咲いていました。ぱっと見は華やかですが、ファインダー越しに見る花は、なんとなくはにかんでいるような、そんな感じがしてなりませんでした。
花写真
使用カメラ NikonD7100
撮影地 南西ドイツ
花名:和名、学名、ドイツ語、英語
和名:サラサウツギ(更紗空木)
別名:ツカサウツギ(司空木)、ヤエウツギ
科 属名:ユキノシタ科ウツギ属
学名:Deutzia crenata f. plena
ドイツ名:Deutzia crenata
英名:Deutzia crenata
原産地
日本
花言葉
「気品」「品格」「謙虚」「古風」